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2009年11月30日

10ヘクタール

保全の義務>で紹介しました。
トヨタのテストコースの建設に関する問題で、トヨタ側が新たな計画を出したようです。

橋4カ所増設「動物配慮」 トヨタのテストコース計画> 中日新聞より
一部転載
 愛知県企業庁とトヨタ自動車が同県豊田、岡崎両市境で進めているテストコース建設計画で、
 同社が予定地内の改変面積を10ヘクタール削減し、動物の移動経路を確保するための橋を
 新たに4カ所増やすなど、土地利用構想を変更していたことが分かった。
 予定地内には貴重な野鳥や動物の生息が確認されており、同社が環境に配慮した結果という。
                                   以上転載

トヨタが開発を予定している地域に絶滅危惧種(IB類)に指定されている鳥のミゾゴイの
営巣が見つかり、NGOなどが開発の中止を求めているものです。
トヨタ側はすでに計画を縮小。(410haを改変する予定→280haに縮小)
今回270haにさらに縮小、動物移動の為の橋を1カ所から5カ所に増やすというもの。

私の正直な感想としてはあんまり変わらないかないかな?ってところです。
10haでも開発されないのであれば歓迎するべきだとは思います。

エコカーの開発の為に環境を破壊するのはおかしいのか?
環境を破壊せずに開発はできるのか?
環境を守るためならば、開発は諦めるべきなのか?
開発をあきらめて環境への負荷は本当に減るのか?
悩ましいところですね。

経済発展を進めながら環境を守るのは難しいですね。

トヨタがこの地域での開発を諦めると、エコカーの開発ができなくなりCO2排出量は増えるとか、
生物多様性に影響のない代替地に建設するとコストがアップしてエコカーの価格が割高になるとか、
環境への負荷だけを見るのではなく、生活への負荷、
個人の負担などが見えてくるともっと良い議論が出来そうです。


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2009年11月27日

17%、40-45%

みなさんもうご存じのことと思います。
COP15に向けてアメリカ、中国が削減目標を提示しました。
米国がCOP15で温室効果ガス17%削減表明へ、オバマ大統領は出席>ロイター

 米国は2020年までに温室効果ガス排出量を2005年比で17%削減することを、
 国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で約束することを明らかにした。

中国、GDP当たりCO2排出量を40―45%削減へ>ロイター

 中国政府は、二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに、国内総生産(GDP)原単位
(一定のGDPを創出する際に排出するCO2の量)で、2005年に比べ40-45%削減する計画。

本日付の日経新聞にも大きな記事が出ていましたが、2005年比、ここが色々問題のようですね。
日本、EUは1990年比で削減目標を立てています。
日本は90年比25%、EUは90年比20%(他の先進国の目標しだいで30%)。
アメリカの2005年比17%削減を90年比に直すと
増減はほぼゼロ(3%減程度と書かれているところもあります。)になるそうです。
温室ガス、米が17%削減目標…COP15で表明へ>YOMIURI ONLINEより
アメリカが削減目標を表明したこと自体は評価すべきことだと思います。
アメリカを含めた先進国が削減目標を示さない事には何も始まりませんから。

アメリカは以前から基準年を2005年にするように求めているようです。
それにはEUの状況が大きく関わっているらしい。
EUには東欧諸国も含まれていて、90年以降で温室効果ガスの排出量が減っているそうです。
従って1990年比とすることでEUは比較的簡単に削減目標を達成できるのだそうです。
(参考:EU、20%削減目標の真実 実質削減量は数%か? ECOマネジメント)

中国の場合はGDP比で2005年比40-45%。分かりにくい…
要するに中国の成長が続く限りは排出削減にはあまり進まないようですね。

各国の思惑が渦巻いていますね。嫌な感じです。
とりあえず基準年とか合わせたらいいと思うんですけどね。

そんな中、日本は鳩山首相が90年比25%削減を国際的に表明しました。
色々と批判があるようですけど、実際に削減できるのであればそれに越したことはないですからね。
個人的には目標を高く掲げるのは良いことだと思います。
未だに削減への筋道が見えてこないのは問題だと思いますが。

日経ビジネスオンラインに2回にわたり、下の記事がありました。
タイトルからして政府に対して批判的ですかね??

エコ亡国−「地球のため」で日本を潰すな
世界一の国がなぜペナルティを払うのか 鳩山国連演説「25%削減」の舞台裏(上)
細かいデータも切実感もなかった 鳩山国連演説「25%削減」の舞台裏(下)

櫻井よしこ氏が理事長を務める・・・
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2009年11月26日

セミナー紹介

生物多様性と社会デザインセミナー
暮らしと産業を支える生物遺伝資源の利用と利益配分(ABS)
〜ABSの基本、最新動向、企業対応策〜


日時:2009年12月15日(火)18時30分〜21時00分(開場18時10分)
会場:東京交通会館 3階グリーンルーム
定員:50名(お申込み順/定員に達し次第締め切らせていただきます)
参加費:無料
PDF版セミナー案内:ダウンロード
申込方法:こちらのフォームからお申込みください。⇒お申込みフォーム      
     ※E-mail、FAXでもお申込みいただけます。

 今日の私たちの暮らしは、衣食住をはじめ、医薬品、化粧品、園芸植物、生き物による汚染浄化など、
 生物多様性の恵みの産業利用の上に成り立っていると言っても過言ではありません。
 この生物多様性の保全と持続可能な利用を行うために、数多くの国々の間で約束された
 生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)が来年10月に名古屋で開催されます。
 生物多様性条約の目的に一つにも掲げられ、COP10名古屋の重要議題にも挙げられているのが、
 国際的な生物遺伝資源の利用と利益配分(ABS)のあり方です。
 私たちの暮らしに密接に関わっていながら、しばしば難しい問題と敬遠されがちな、
 この“ABS”について、基礎知識から最新動向、そして企業対応策まで、
 実際にABSの最前線で取組んでいる専門家を講師として、
 分かりやすくお伝えするセミナーを開催いたします。

ABS(Access and Benefit sharing)に関してのセミナーです。
11月9日から15日にカナダのモントリオールでABSの第8回の作業部会が開催されていました。
WG ABS 8  (Convention on Biological Diversity)
COP10に向けて準備が進んでいる最中です。(財)バイオインダストリー協会の
薮崎氏、炭田氏が講演されるようです。最新の情報について聞けそうですね。


ABSに関してはCOP6で採択されたボン・ガイドラインが存在しますが、
これには法的法則力がないそうです。
次のCOP10で法的拘束力を持った国際規格が資源国側からは望まれています。

ABS??ボン・ガイドライン???と言う方はこちら。
EICネット シリーズ・もっと身近に! 生物多様性(第17回)
「ABSのABC 〜生物多様性条約での利益配分の事始」より
ボン・ガイドライン:
・2002年のCOP6においてガイドラインとして採択
・提供国から国外利用者への遺伝資源の移動に伴う二者間のアクセスの取り決め
・二者間の相互に合意された条件(MAT)と事前の情報に基づく同意(PIC)が必要
・現場レベルの情報共有や技術移転の重要性にも言及

企業のABSに対する取り組みに関して、
国際青年環境NGO A SEED JAPANのプレスリリースにこんなものがありました。
企業は本業を通じて、生物多様性保全や持続可能な利用に貢献しているのか? 2009年10月27日

それによると、 (プレスリリースより転載)
 2009年8月に医薬品業界・化粧品業界・食品業界の企業計177社に
 「生物多様性条約に関わる遺伝資源の利用の現状に関する公開質問状」を送付し、
 生物多様性条約にて規定されている「事前の情報に基づく同意(PIC)」の取得の有無と、
 「相互に合意する契約条件(MAT)」に沿った利益配分を行っているか、調査を実施。
 結果、まず166社が無回答、11社が回答しました。
 11社中4社が国外遺伝資源を利用していると回答する中、
 4社中1社がPICを取得・4社中2社がMATを策定していることが判明。

あまり回答が得られていないのでわかりませんが、企業のABSに対する姿勢はまだまだのようですね。

ABSはこれから企業では必ず問題になると思います。
ご興味のある方は是非ご参加ください。

ちなみに講演者の中に弊社、代表取締役社長 二村も含まれております。
<資源提供国に喜ばれるABSのあり方とは?〜資源探索専門企業の経験から〜>
この内容で講演するようです。どんな話になるんでしょうかね。


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2009年11月25日

TEEBの報告

このブログでもなんどか紹介していますTEEB(生態系と生物多様性の経済学)から
政策決定者向けレポートが11月13日に公表されました。

ダウンロードはこちらから
The Economics of Ecosystems and Biodiversity
For National and International Policy Makers


当然、英語です。正直これを読むのはきついので…

「自然資源という資本」を経済学者は考慮に入れなくてはならない WWFより
生物多様性版スターンレビュー 政策立案者向けの報告書を公表 EICネットより


 「私たちは、失っているものの価値を理解することなしに、
 自然資源という資本を使い切ろうとしている」

 「問題は、経済学者が生態系サービスと生物多様性に対して市場価格を与えていないことである。
 それは、これらの財から引き出される恩恵が、政策決定に際して、たいていの場合、
 無視されているか、価値を低く見積もられていることを意味する。
 適正な価値を与えられていないことは、ひるがえって、生物多様性の喪失のみならず、
 私たちの生活にも悪影響が出る行為へとつながっていく」
                                 WWFより転載

生態系サービス、生物多様性に市場価値は必要でしょうか?
生物多様性に価値があることは言うまでもないことだと思います。
その恩恵を受けて我々は生活をしているわけですから。

指標として、市場価値を使って考えるのは良いことだと思います。
分かりやすいですからね。
EICネットに書かれているように、開発で得た利益よりも、
損失額の方が大きいと分かれば、最初から開発を中止できますからね。
全てがこれでうまくいくとも思いませんけど。

生物多様性、生態系サービスをお金に換算するのは難そうです。
目に見える商品、サービスとは違いますからね。

なんらかの基準は必要なのだろうと思います。
生物多様性オフセットなどの評価に一定の数値化は必要でしょうから。
市場価値が一番分かりやすいのかな??難しいですね。


お金儲けばかり考えると良いことはないと思うんですけどね。


TEEBではCOP10に向けてこれからもレポートが出てきます。
地方自治体編、事業者編 そして消費者/一般市民編と出てくる予定です。
消費者/一般市民編はどんなものなのでしょうかね。楽しみです。



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2009年11月24日

ツル増加

以前に紹介しました。ブータンの電気よりツルの話。
ツルの飛来を邪魔しないように電線を引くことを村単位で断ったことを紹介しました。
その効果が出ていると嬉しいですね。

Population of Black Necked Cranes on the rise in Phobjikha

Bhutan Broadcasting service (BBS)より転載

One of the world’s endangered species of birds - the Black Necked Cranes have started flying to their winter habitats in the country. Phobjikha, one of the biggest feeding wetlands has accommodated more than 150 birds already this winter.
According to villager elders, the population of Black Necked Cranes in the valley is increasing over the years.

他の越冬地が洪水で荒廃しているようなので、それが主要な原因なのかもしれませんが。

オグロヅル目当ての観光客も増えているようです。
観光の為にツルの数が減るようなことだけはして欲しくないですね。




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posted by SayGo at 15:30| Comment(0) | ブータン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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