〜 あなたの研究や特許は大丈夫ですか? 〜
日 時:平成23年 2月 10日(木) 13:00〜17:25(開場 12:30)
会 場:経団連会館 国際会議場(東京都千代田区)
主 催:日本製薬工業協会(JPMA)、(財)バイオインダストリー協会(JBA)
参加費:フォーラム 無料、 懇親会 5,000円
定 員:400名
1993年に発効した生物多様性条約(CBD)は、(1)生物多様性の保全、(2)生物多様性の構成要素の持続可能な利用、(3)遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分の三つを目的としています。しかし、条約発効後は利益配分のあり方をめぐる議論が繰り返され、2002年にはボンガイドラインが策定されるなど、より経済的に影響力の大きい条約に変貌してきました。その結果、ライフサイエンス分野における研究開発活動や事業そのもの、更にその成果の一部である特許の取り扱い等に大きな影響を及ぼしつつあります。
10月に名古屋で開催されたCOP10の成果を踏まえ、避けて通れない課題となりつつあるCBDがライフサイエンス分野に与える影響を検証し、産業界や大学の立場で今後私たちは何をすべきか、何に注意したらよいのか、知財の視点も入れて現状を認識し、将来の課題が整理できることを目指します。